2024年4月29日 / 最終更新日時 : 2024年4月29日 Keiko Ito エッセイ爪の先ほどの大きさのなめくじの赤ちゃんと、親指の火傷 ちいさい生き物を見つけると、その日のプレゼントをもらった気になる。生き物を自分の所有にするわけではないから、無形のプレゼントだ。あっ、いた、見つけた、ちょっとラッキー、というような。 ちいさい生き物といってもハムスターの […]
2024年4月25日 / 最終更新日時 : 2024年4月25日 Keiko Ito エッセイ日本人の日本ノスタルジー・2 昨日は福岡市に行って、今日は唐津市の名護屋漁港から馬渡島に渡る。 漁港が好きだ。漁港のそばの神社が好きだ。 その理由を自分でうまく説明できずにいたけれど、最近になって、ノスタルジーを感じる場所だからだと気づいた。 昔から […]
2024年4月21日 / 最終更新日時 : 2024年4月21日 Keiko Ito エッセイ続・絆創膏の最後の1枚がはずれたよ 怪我が治ってありがたい。何しろ、最後に残った1か所が利き手の人差し指だ。そこから絆創膏がはずれて家事もスムースだしスマホもすいすい操作できる。 スマホの指紋認証で利き手の人差し指を使用していた。絆創膏を貼っているあいだ、 […]
2024年4月20日 / 最終更新日時 : 2024年4月20日 Keiko Ito エッセイ絆創膏の最後の1枚がはずれたよ 信じ難いが、手指の絆創膏がすべて消えた。右手の人差し指の先端に貼っていた、最後のひとつを昨晩はがしたのである。傷跡はまだ確認できるが、いずれ目立たなくなるだろう。これまで家事をやるにしても気になっていた絆創膏を気にする必 […]
2024年4月18日 / 最終更新日時 : 2024年4月18日 Keiko Ito エッセイふすふすと竹を抜く春の朝 庭のえびす様にお供えしている水を替えた後、竹を抜く。ふす、ふす、ふすと抜く。 竹を抜くとはどういうことか。今の時期、赤ちゃんのように小さな竹が土のあちこちからたくさん生えるから、それを抜くのだ。あまりに清々しい黄緑色の先 […]
2024年4月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 Keiko Ito エッセイえびす様の像、牡丹の花、自生した木、雀蜂。庭という生態系 庭にえびす様の石像があって、これはとても良いものだ。たぶん年代はそう古くはないのだけれど、まぶたの二重部分とか、薄く開いた唇から歯がこぼれているのとか、けっこう緻密に彫られていて、決して雑に作られたものではないと確信して […]
2024年4月16日 / 最終更新日時 : 2024年4月19日 Keiko Ito エッセイ日本人の日本ノスタルジー・1 先日、赤坂憲雄さんの『日本という不思議の国へ』を読んで、異邦人の手による日本紀行を知ることとなった。今は少しずつ、それらの紀行文を読んでいるところ。 異邦人である彼らの愛した、日本の面影。暮らし、風習、風景、精神といった […]
2024年4月15日 / 最終更新日時 : 2024年4月15日 Keiko Ito エッセイひつようなばしょ・1 あくがるるカフェと喫茶店 「必要な場所」と漢字で書けばいいところを、ひらがなで書いてみる。 それらのばしょを、忘れている期間はいくらでも忘れているのだけれど(私の日常、つまり家事や育児や仕事などと一切関わりのない場所なので)、 それでも、気に入り […]