梅雨に近づく家の風景と、またしてもブランディング問題
シンクに薄切りのキノコがこびりついていると思ったら、それはナメクジだった。外に出すために指先で掬い上げると、驚いたのか身を守ろうとしているのか、四分の一ほどの長さに縮まった。触角まで短くなって、何の物体なのやらいよいよわからない姿となった。可愛らしいといえば可愛らしい(その瞬間の写真は撮り損ねた)。
少女時代には気持ち悪いと思っていたかもしれないナメクジの動きを、最近はすっかりいじらしく感じるようになっている。触角の側から末端まで順繰りに隆起させながら移動していく姿が一所懸命でとても良い。癒しのようなものすら感じる。
とはいえ、指先に乗せたナメクジの体の粘っこさを、気色良いとは到底いえなかった。庭木の葉に放して、雨がひどかったのもあってそそくさと室内に戻った。
ほんとうに梅雨が近そうだ。娘が産まれた6年前の5月末は既に梅雨入りしていて、
梅雨入りの早い年だったなと思い起こすのだが、今年はさらに早くなりそうだ。
雨に濡れた庭が美しいと感じて撮ってみたのだが、写真が小さいと何を撮っているのかわかりづらい。
このブログで掲載する写真がこういう小さな四角に収められてしまうこと。そもそもファイルのサイズをかなり縮小しなければならないこと。何としてでも解決すべき問題なのだが、いまだ着手できずにいる。