手帳もとことんシンプルに。スケジュール管理のしかたを見直す2021年【決意編】

私は大荷物派。というと、まるで荷物が多いことを誇っているようだけれど、本音ではもっとすっきり、身軽に過ごしたいと切に願っています。ちんまりしたバッグが自分に似合うとも思わないけれど、下の子がおむつ外れて2年、そして私自身はあと1ヶ月足らずで40歳、基本のバッグがリュックサックてのはどうよ。まあ、バッグをどうするという問題はさておき、大荷物派から転換を図ろうと思い立ったきっかけは、手帳選びにあります。

この1年は、とても分厚い手帳を使ってまいりました。がしがし予定を書けるし自分にぴったりだと思っておりました。手帳で夢を叶えるというコンセプトにやられたのも事実であります。

でも、重いんだよね~。厚いんだよね~。いったいこれは使うほどに厚みが増して、いったいこれは何だ? 辞書?という具合。

ブランド名は伏せますが、四年間使い込んだリュックサックの中でどっしりした存在感を放つ、ピンク色のこのお方(いろいろ挟んで、現在の厚さは15mm)。文庫本と手帳の間にあるのは、ネタ帳(創作ノート)のA5サイズのノート。

だから2021年はこの手帳のおいしいとこどりして、もう少しくらい薄くて軽い手帳にしようとかねがね思っていました。

おいしいとこどりとは、

分厚い手帳(2020年)で体のスケジュールや月単位で達成したい目標を毎月記入してきたので、薄い手帳(2021年)でもそれを続ける。

ということ。

「薄い手帳はその分記入スペースが少ないから無理でしょ」というのは、違うと思うんです。今年使い続けた分厚い手帳は、確かに親切設計でした。叶えたい事柄のリストを書き込むページ(a)や、長期スパンで仕事を把握できるページ(b)があって。

※(b)は別の用途で使っていました。長期スパンでやる仕事というのがあいにくなかったので、先述のとおり体のスケジュールや、読んだ本や執筆した記事をカウントしていました。

こういうページがあることで自分自身を鼓舞できていたのは事実です。

でも、(a)はひと月に丸2ページ、(b)はひと月に丸1ページが割かれているわけです。それは分厚くなるわけだ。

(b)は余白にちょこちょこ記録していけばいいし、(a)はネタ帳(創作ノート)のA5サイズノートに、月の初めに書く時間を設ければいいやと思いました。

さてさて、勇んで文房具屋さんに行って購入した2021年手帳はこちら。

ネタ帳(創作ノート)と同じA5サイズ、厚さ6mmのCampus Diary 2021 weekly。

いろいろ見たけど、スケジュールやto doをぎっちり記入できる手帳ってやっぱり分厚いし大きいし、バッグの中でかさばる。毎日の時間軸があらかじめきっちり刻まれていることもここ数年の手帳選びの選択基準の重要なポイントだったけど、手帳を選んでいるうちに、実はそれは必須ではないのではという気がしてきました。

毎日そこそこ規則的な生活をしているのなら、24時間まるまる時間軸が記載されている必要はない(2020年の手帳は24時間記載されていました)。ほとんどの日、子どもと一緒か同じくらいの時間帯に寝るから、深夜の時間帯は空欄になっていました。

24時間でなく、多くの人の活動範囲であろう時間帯だけ記載されている手帳は数多くあります。でも、8時から23時とか、6時から20時とか、それはそれで私の生活スケジュールと合っていないんです。毎朝4時起き(5時にずれこむ日も多い)で、就寝は21時か、子どもが上手い具合に寝付いてくれたらその後の時間を有効利用して22時。早朝や子どもの就寝後の時間を上手く使いたい私には逆に不便なんです。

だから、時間軸があらかじめ印字されている手帳は、2021年は使わないことを試してみることにしました。

何時、と表記はないけれど、記入欄の上部に小さな点が付されています。1日16時間の計画を立てるとして、時間を4分割して考えなさいということね。

取材とか厳密に時間を守らなければいけないことはしっかり時間を書き込んで、その他のto doはざくざくっと書き込んでもいいと思うのです。

「時間軸が示されている手帳だと時間を有効に使えるよ☆」「空き時間がどこかわかるから、そこに予定を入れることで効率が良くなるよ☆」

よくこういうことが言われますし、それはある程度的を射ていると思うけれど、少しこういう考え方に疲れ気味であります。私は手帳に空白時間を見つけたらそこに何か書き入れたくなるタイプで、その結果ぎゅうぎゅうづめの無理なスケジュールになるということが本当によくあるのです。そして、融通が利かないタイプだから、決めたスケジュールを守れないとストレスになる。

「○日○時に〇〇集合」「○日○時にオンラインミーティング」「○日○時に整骨院」

こういう予定以外は、ゆるっと手帳に書いて、2-3日のスパンでto doを達成していけばいいと思うのです。

そして、常々扱いに困っていた月間スケジュールのページ。私は昔から、「日にちごとの予定」+「月間スケジュール」の両方に予定を書き込むことに面倒さを感じていました。

2021年の手帳では月間スケジュールに書き込む必要性がなくなりました。カレンダーだけあれば充分。

年間スケジュールはこちら。シンプルそのものです。

1月1日の属する週からスタートする手帳なので、本格的な活用はまだ先の話になりますが、少しずつ記入を進めてつき合い方を掴んでいきたいと思います。

続く。

 

 

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