私は野菜の皮を剥かない。~初夏の食卓を振り返る~

基本的に、野菜の皮を剥かない。剥くのは玉ねぎとかアスパラガスとかブロッコリーの茎とか、その程度だろうか。ナスの皮は剝くときと剥かないときがある。ちなみに、ブロッコリーの茎を皮つきでカレーに使った際は地獄の歯ごたえがした。

皮を剝かない調理は、かつてお世話になった産婦人科の母親学級で学んだ。野菜は皮ごと食べて栄養をいただくべし。野菜の皮から栄養がとれるとわかると、皮を捨てるのがもったいなく感じられる。限られた資源を有効に。というか、今はすっかり時短目的で皮を剥かない。一度、息子の友人家族らとキャンプに行った際、私が切った野菜がことごとく皮つきだったので、他のお母さんから「皮はいつも剝かないんですか?」と時間をおいてからいかにもさりげない感じで尋ねられて恥ずかしかった。でも剥かない。これからも、きっと。

本日はベーコンと野菜のポトフ、カレー風味(写真なし)。ジャガイモ・ニンジン・玉ねぎ・しめじ・アスパラガス。ジャガイモとニンジンは皮を剥かない。ジャガイモなんか似ているうちに実と皮がぱかっと分離してくるが、気にしない気にしない。皮だけ食べると苦いので、子どもたちの器にはジャガイモの皮(単品・実なし)はできるだけ入れないようにしている。味付けは液体和風だしを少々と醤油を少々、甘口のカレーパウダーにパプリカ・ターメリック・しょうがのパウダー。

ジャガイモの皮は剝かざるをえないときもある。こちら、ポテトサラダ。

少量の水で鍋でじっくりジャガイモを茹でる。コーン缶の汁も足す。水がなくなるまで煮て、ほんのり甘いポテトサラダのでき上がり。パウチのミックスビーンズも加えて簡単調理。これにご飯とゴボウの味噌汁と、他はよく覚えていない。一汁二菜あれば我が家としてはおかずの数が多いほうで、この日は一汁三菜だったかな。

今季最後の自家製(実家製)干し椎茸を使った炊き込みご飯。鶏肉と切り干し大根。あんまり生野菜がなかったから切り干し大根をチョイスした。あらかじめ水でもどしていなくても炊飯器のスーパーパワーでまあ柔らかくなる。

炊き込みご飯を仕込んだら、余った鶏肉で肉野菜炒めを作り(ピーマンともやし)、パック入りのミックスサラダを皿に出し、トマトをカット(もちろん皮は剥かない)。ご飯が炊きあがる前に風呂を済ませる。炊き込みご飯さえあれば、あとは簡単な準備で夕食って完成するんだなーと実感した例。

以前のブログでも登場、麺を茹でるだけで火を使わないパスタ。水に晒した玉ねぎ・トマト・庭の大葉にオイルサーディン缶詰。オリーブオイルを足し、黒ごしょうで完成。今日の一人ランチは成功したと嬉しくなるのはこういうとき。

この日の夕食は一汁四菜だから相当多いけど、ひとつひとつは簡単。左上から時計回りにキュウリのゆかり和え、レンコンサラダ(要するに茹でたレンコンをゴマとマヨネーズで和えたもの)、ちくわの青じそ炒め(磯辺揚げじゃない点が時短)、ニラ玉(これもニラと卵を炒め、特に形を整えていない点で時短)。

写真の明度を上げていたら卵がやたらパサついて見えると、写真の加工について考えさせられた。あと、盛り付け汚い。写真を撮る前から失敗していると感じる実例。

時短と手抜きの境界線上で今日も料理する。

 

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