手帳もとことんシンプルに。スケジュール管理のしかたを見直す2021年【実践編その1】
2020年12月、新年の手帳を選ぶ際、それまで使っていた分厚い手帳から一転、薄く軽くシンプルなA5サイズのCampus Diary 2021 weeklyを選択したことは以前記事にしました。
記入スペースが存分にあるからこそ分厚く、がんがん書き込めた2020手帳。薄くシンプルな2021手帳で理想の手帳づくりは叶うのか? 小さなチャレンジの第一次報告です。
スケジュール管理のビフォーアフター
これが2020手帳。
写真が小さくてわかりづらいと思いますが、24時間の時間軸に予定みっちり。どれだけ忙しいんだよという感じですが、実際はそれほど仕事量が多いわけではなし。水色で消した箇所は依頼者の名前等、オレンジ色で消した箇所は個人情報に関わる部分です。
記入しているのは、仕事スケジュール、小学生の息子の帰宅時間、娘の送迎時間、地域の仕事、学校やこども園で用意すべきもの、家事までさまざま。右側の自由記入欄には週単位のtodoリスト。欄外(手帳の下部)には食材や消耗品など日常の買い物リスト。情報満載です。
でも、見づらい! 汚い! そして、日々スケジュールをこなすのが精いっぱいでtodoリストは見落としがちでした。
手帳のブランド名はあえて出しませんが、この手帳はものすごく親切設計でスケジュール管理もモチベーション維持も叶えるためにあらゆる工夫が施された、素晴らしい一品でした(詳細は別の記事で説明します)。でもこの見開きページは、私とは相性がいまいち…。もう少し自由にきれいに気持ち良く手帳とつき合いたいと考えていました。
これが私の2021手帳・Campus Diary 2021 weeklyの第1週目見開きページ。ずいぶんすっきりしています。12月31日と1月1日はあえて予定を書き込まなかったせいもあります。そもそも年末年始だからゆっくりいこうぜ、みたいな気分が見開きページに満ち溢れているんだけれど、すっきりしている理由はそれだけではありません。
見開き左側・スケジュール管理ページのアップが上の写真。時間軸があらかじめ刻まれているわけではないので、○時、というのもすべて手書きです。ものがぎちぎちに詰まった窮屈な家(2020手帳)がゆったり間取りの家(2021手帳)状態になった理由は、そこにあります。
前の手帳を使いながら感じていたのが、「24時間の時間軸って、私には必要なくない?」という点。
営業で外回りしていて、分刻みでスケジュール管理しなければならない人ならともかく、在宅ワーカーで多い時に週に3回程度取材が入る私に、24時間体制でスケジュール管理する必要はなかったのです。
同じ日に仕事Aと仕事Bをこなさなければならない場合、2020手帳では、例えば10時から12時の時間帯にAを、13時から15時の時間帯にBを、ときっちり書き込んでいました。でもAとBの締め切りや難易度が同程度の場合、Aから先にとりかかる必要なんてどこにもなかったわけです。それが、ひとたび手帳に書き込んでしまうと呪縛のようにAから先にやらなきゃいけない気分に…。
そこで2021手帳では、
・取材など時間厳守しなければならない用事は時間をきっちり記入して縦書きに。
・一日のうち何時にとりかかってもいい仕事は横書きでゆるっと記入してよい。複数の仕事を横書きで書き並べてよい。どれから手をつけてもよい。
というルールに変更しました。これがすごくいいのです。先ほどのAとBの仕事があるケースで、午前中にAが終わらなかったとしても焦りが生じない。無駄な焦りや時間を追われる感覚から解放されて、融通のきいたスケジュール管理ができるようになり、1月の第1週は快適に過ごせています。
見開きページの右側については後日報告します。
おまけ
ところで、とことんシンプルな手帳・Campus Diary 2021 weeklyにはしおりがありません。そこで思いついたのが好きなものをしおりにしてしまうこと。
昨年末に開催された、地元のニット作家・高祖かず子さんの個展のDMをしおり替わりに。しっかりお金を貯めて、2021年の年末こそ購入しようと意欲が出ます! いい一年になるといいな。
続く。