40代ライターの家事と執筆と健康。日常と妄想を発信しながら夢を語る2025年日記(2)離島が好き。
職業ライター、40代女性、既婚。【仕事】【創作と発信】【家事】【健康】をテーマに現在地をお知らせしていきます。1記事で4テーマを網羅していないこともあるし、いいっぱなしの事柄もたくさん。1年発信し続けて、終わる頃には自分の成長記録のようになっていればいいなと思います。
【仕事】離島が好き。漁港はパワースポット。
【仕事】と銘打ちながら、この項目に書くことは、実は仕事でも何でもない。ライターとして依頼を受けて執筆する私が、「これからはただ執筆するだけでなく、プロジェクトそのものに関わっていきたい」という目標を胸に、現時点では妄想でしかないプロジェクトを書いていくという自主企画。
今回のテーマは、離島! そして妄想プロジェクトでなく、現実に開催されるイベントを紹介する。明日・2025年2月26日に呼子(よぶこ)公民館で開催される「第1回 8-CARAT交流会」。これが楽しみでしかたない。
私の住む佐賀県には7つの離島がある(いずれも唐津市)。その離島と島外の人の交流会が開催される。小川島・馬渡島(まだらしま)・松島・加唐島(かからしま)の4島への定期船が発着する唐津市呼子町が開催地なのは熱い。九州北部に住む人なら「イカのおいしい呼子」と知っていることだろう。呼子港の一帯は休日には観光客の姿が多く見られ、明るく活気がある。行くと必ずテンションが上がる場所。ここで交流会が開催されるのだから、呼子の活気が離島に届くような明るいビジョンが浮かぶではないか。連絡船の発着地から離島について発信するって本当にすてきなアイデアだ。
7つの島すべてに行ってみたいと長年願いながら、私が実際に訪れたことがあるのは馬渡島だけ(これは我ながら情けない)。楽しみな交流会に参加する前に、馬渡島の特色を一部紹介しておきたい。
カトリック教徒と仏教徒が暮らす離島弱。沿岸部は仏教徒の世帯が多い。江戸時代に島内にカトリック教徒が移住し、丘陵地帯を拓いた。島内に小中学校がある。現在の人口は300人ほど。
木造建築でイタリア様式の教会は小さいながらも美しく、島を訪れたのなら必見。長崎県平戸の教会を移築したもので、当時の神父と教徒の尽力が語り伝えられている。
定期船乗り場のそばにある馬渡神社は風情がある。「頭上にぱあっと空が開けた神社もいいけど、樹木がやさしく陰をつくるような神社が好きだな」という人には本当におすすめ。
島の基幹産業は漁業。現在は近海での一本釣り、イカ釣り、タコ釣り、五島列島付近でのはえなわ漁などが行われている。サザエやウニをとる海士漁も行われる。島内の民宿で味わう魚は新鮮でおいしい。
趣味で釣りをする人にも人気のスポット。
他の離島にもいえることだが、島ならではの特徴を持った昆虫が生息している。
「番所の辻」と呼ばれる展望台は、海と巨岩の素晴らしいコントラストを眺められる。雨上がり、一面が雲の海だったところに風が吹いて、海と岩戸が現れるという奇跡のような瞬間に出会ったのは七年たった今でも忘れられない。
島を歩いて巡れば(バスやタクシーはありません)1日2万歩かるくいける。
ゲンコウという香酸柑橘が自生しており、現在は特産化が図られている。「げんこう酒ぽん酢」はまろやかかつキリっとした味わいでいろんな料理に使える。
野生のヤギが住んでいるので、運が良ければ会えるかも(私は頭蓋骨と対面したことがある)。
馬渡島のいろいろは、第1回 8-CARAT交流会にスピーカーとして参加される、カフェ&民宿まだらやオーナーの横山吉和さんから主に教えていただいた。離島はとにかく個性がある。観光地としての認知度ゼロの島でも、行ってみてまず損はない。現地をよく知る人とつながると、そこから島にハマるきっかけができてくる。
ちなみに、漁港はパワースポットだと個人的に感じている。「ここでは昔から漁をしてきた。今も漁をしている」という点に何かとてつもない大きなストーリーを感じるのだ。呼子の漁港もいいし、名護屋の漁港(馬渡島への連絡船はここを経由する)もいい。馬渡島の漁港もすてきだし、他の離島の漁港もきっとすてきだろう。今年こそ、7つの離島を巡ってみたいなあ(残念ながら『7つの島を巡る航路』はなく、ひとつずつ訪ねる以外に方法はありません)。
【健康】過渡期が味わえるって40代最高じゃない?
若い頃、今日と明日とは同じ日であった。たまに風邪をひき、「生理の日」とそれ以外があるという程度で、「今日のような体調で明日も過ごす」のは自明のことであった。
今は違う。明日どのようなコンディションなのか予測がつかない。というと大げさなのだが、「予想していなかった胃の不調のぶり返し」ということもあれば、「昨日の不調が嘘のようにすっきりしている」ということもある。
昨日と今日、今日と明日で別の人。まるで思春期・成長期のようではないか。そう考えると少しうれしい。
プチ更年期らしき症状はまだないけれど、いずれ始まるのだろう。老眼は始まって、まだつき合い方がわからずにいる。それでも二度目の思春期だと思いながら、40代を上手に渡っていきたい。