開花スケジュールに乗ってじわじわ始まるよ
意欲はあれど、4月はあまり進行しない。期待しないほうがいい。子どもの春休みが終われば進級にまつわる様々な作業があり、生活が落ち着いてきたと思ったら下校時刻の早い一週間がある(今日がその最終日)。やろうとしていたことがあまり進まない。かといって、くさっているわけにもいかない。
花粉症に情緒不安定などの事情で、春が苦手な人はたくさんいる。私は花粉症もあり、春ならではの情緒不安定にもたぶん該当する。ありがたくない意味でにぎやかな春を迎える一人だけれど、なぜか「春は苦手」という気がしない。春だいすき。昼、外で弁当を食べていたら花の終わりかけたツツジの上に雀がちょんと乗り、乗ったかと思えばちょんと隣のツツジの木へと移動していたその可憐さ。梅、ぼけ、コブシ、桃、レンギョウ、桜、モクレン、モッコウバラ。いろんな花が咲いては散っていくけど、開花スケジュールはこの先も目白押しだよ。春だいすき、春ばんざい。
脱線しすぎたけれど、年明けから続いてきた様々な難題からようやく解放された今、ブランディング頑張るぞという気になっている。その気になっているだけでなく、実践していけるぞという状況を迎えている。
「私は観光記事が書けます」「店舗や企業インタビュー得意です」「自分史や社史を代筆します」「女性の暮らしをテーマにエッセイを書けます」…こういうことをあちこちでPRしているけれど、そしてPRの成果も一部出たけれど、「いやもう少し伝えるべきことがあるだろう」と我ながらむず痒く感じ始めている。「そういう表層的なことじゃなくて、少し踏み込んで企画していかなきゃだめだろう」と。例えば女性の暮らしなら、単なるエッセーではなくて女性のリアルな声を聞き取って反映させたものにするとか。単なる観光記事というのも今さらつまらないので、産業などもうひとつ軸をつくって取材執筆するとか。
春から初夏に向かう今、自分自身をもう少し整理してみて、夏から秋にかけて営業と実践の両輪で動いていきたい。季節からだいぶ遅れて、「あ、成長したいな」という気持ちがようやく湧いてきた。フリーランスになってから何度目かの、ブランディング集中期間。今度はやるよ。脱皮するよ。