《中間報告書》在宅フリーランスが子どもと向き合う時間を確保しつつ、実働時間をキープすることは可能か?

「働き方実験」を始めて3か月が経過しました。在宅フリーランスの「ニコニコ子育て」と「仕事の充実」を目指して始めたこの実験、中間報告を行います! 在宅フリーランスはもちろん、育児と仕事に奮闘する皆さんに共感していただけて、ほんの少し役に立つ内容になっていたら幸いです。

https://note.com/k5writer/n/n14f42ec64ecf

☆彡 実践内容はこう変化しました ☆彡

実践の方法はシンプルで、「子どもが学校から帰ってから30分~1時間は子どもと向き合う」こと。少し具体的に説明すると、その時間帯は「仕事しない」「料理など、集中力を要する家事をしない」。仕事や料理の最中に子どもの相手をすることがストレスで、冷たくあしらったり感情的な対応をしたりすることが多かったからです。
これを実現するために、「料理は子どもの帰宅前に済ませる」を自分に課した第1ステージ(夏休みが始まるまで)。目に見える成果が出ました。子どもへの感情的な対応が減り、子どもたちもそのことを喜んでくれました。でも、そこには問題も潜んでいたのです。
下記をご覧ください。習い事の関係で、そもそも夕食を準備する時間帯が早かった我が家。さらに早めてこのスケジュールです。これをほぼ毎週、頑なに守り続けました。

火曜日~金曜日の午後のスケジュール
~14:30仕事/~15:30料理/~16:00ニシの相手/~16:30イッシの相手/~17:00ニシに(金曜はイッシにも、ついでに自分にも)夕食をとらせる/~19:00夕食・こまごました家事・すきま時間に仕事

※イッシは我が家の第1子(小学校高学年)、ニシは第2子(同じく中学年)のこと。

人間、無理はきかないものです。「子どもが帰って来る前に」と、食事とまったく関係のない時間帯に慌てて料理を済ませる日々。夏休みに入る頃にはぐったり疲れていました。さて夏休み(第2ステージ)が始まると、子どもと過ごす時間はたっぷりあり、上記のスケジュールを守る必要がなくなって、「不自然な時間帯に料理を頑張る必要がないって気楽…」としみじみ思いました。2学期が始まる数週間前には、「もうあのスケジュールには戻れない」と実感したのです。
そこで、「習い事に行く前のニシには、完璧な夕食を用意しなくていい」とルールを変更(くわしくは、後日公開する【実践編その6】で説明します)。「料理は子どもの帰宅前に済ませる」を何が何でも守るというスタイルから、冷凍食品や作り置きを活用しつつ、臨機応変にやっていくスタイルに変更しました。子どもの帰宅前にあくせく頑張り、帰宅したら「さあ君たちと向き合うぞ!」と力むよりも、「子どもが帰って来る頃には私もリラックスタイムだ~」くらいの気持ちでいるほうがよさそうです。
この実験をやっているうちに「家事や育児、こうすればいい!」という方法がいろいろ見えてきて、暮らしそのものと向き合う姿勢が変わり、幸せ度が増した気がします(もっとも、家族は『相変わらずイライラして、ときどき爆発してる』と思っているはずですがね。笑)。
第3ステージに入った今、自分がどう変化したのかを記録しておきます。

≪私自身の変化・1≫家事へのネガティブイメージを手放せた

これがいちばん大きな、そしてうれしく感じている変化です。
以前の私は「家事は面倒くさいもの」という意識を強く持っていました。その意識が、「食材や日用品はちょこちょこ買いに行くのでなくまとめ買いする」など、効率重視の姿勢につながった面もあります。でも今思い返してみると、どうもHAPPYな心境ではなかったのです。
食材や日用品の買い物に行く際は、しばしばこういう気持ちになることがありました。「ああっ、〇〇の在庫が切れてる、〇〇もなくなりそう。また買い物、……今日は店舗Aかな。店舗Bに一昨日行ったばかりなのに。買い物計画、ちょっと失敗したなあ。Bで多めに買っておけばよかった。時間が無駄になる」。
同様のシチュエーション、今はもう少し前向きに捉えられます。「買い物も暮らしの一部だよね。価値のある時間だよね」。日常生活において「どんな気持ちで・どのように」に向き合っていくかについて真剣に考えた日々がもたらした、いちばん大きな収穫です。

≪私自身の変化・2≫家事・育児に「励んで」も仕事はこなせるとわかった

先ほどの内容と少しかぶるのですが、以前の私は「家事や育児に励むほど、仕事がおろそかになってしまうのではないか」という恐れがありました。でも、先述の、(私としては)無理のあるスケジュールで生活しても、仕事の忙しかった時期を乗り切ることができたのです。思い込みから解放されたのもまた、収穫のひとつです。

≪私自身の変化・3≫「手抜き」「楽」できるポイントを積極的に探すようになった

過去の報告書にこまごま記録しているのでご覧ください。

〚この先、実験を進めるにあたって〛「これからの仕事」と真摯に向き合いたい

実践を記録しながら、いつも感じていたことがあります。
家事・育児日記みたいになってるなあ」。
本来の目的は、先述のとおり「ニコニコ子育て」と「仕事の充実」。家事と育児にばかり目が向き、仕事について深く考える時間はとれていませんでした。
今、仕事(ライティング)の傍ら、創作にも熱中していて、わりとバランスよく毎日を過ごせていると思いつつ、仕事については「幅を広げたい」という欲もあります。この辺りを説明しつつ、「次の一手」を打っていければと思います。
家事、育児、仕事。「働き方実験」はまだまだ続く!

 

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