欲が程よく落ちてきて自分とうまくつきあえるようになるのなら年を重ねるのも悪くない

仕事は自宅でできる部分が大半だけれど、市街地のコワーキングスペースをときどき利用する。

弁当を持って行くこともあるが外食もする。

ランチにしろカフェにしろ、最近は「欲が程よく落ちてきて、自分のからだの欲求を正しく聞くことがようやくできるようになった」と感じる。

もともと食が細くない。そして欲が深いほうであった。

在宅ワーカーになった5年前は、「せっかく市街地に出てきたのだからあのお店であれを食べて」「このお店に久々に入れたから、ドリンクだけじゃもったいない。スイーツをつけて」「ここを通りかかったからにはあのお店に寄らずにおかない」というのが私だった。

胃の不調をたびたび経験するようになってからもその習慣は簡単には抜けず、「考えられうる限りの贅沢」とまでいかなくても「ちょっとだけプラスするの。いいでしょ? たまには」的な小さな贅沢をやめられなかった。

そういうのが最近は減ったと思う。前より食が細くなったせいもあるが「このお店のこのメニューのボリュームでは足りそうにないから」と先読みして、その読みがはずれて腹十分目を越して苦しむこともなくなった。「そこまで贅沢しなくても、私は大丈夫。私を満たす方法は、おいしいものを食べる以外にもいろいろあるし」と考えられるようになったのだ。

人によってはこんなの、当たり前かもしれない。でも私にとっては大きな変化だ。適度に欲が落ちてきたなと思う。それは自分とのつきあいかたの、より快適なほうを選べるようになったということで、だとすると年を重ねるのも悪くない。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です