着慣れていない服はダサく見える

幼い女児向けのアニメ、登場人物の服装がダサいよな。間違いなくダサい。普段着として描かれる服装はまだいいとして、ドレスとかコスチュームとか呼ばれる装いになると、ほぼ例外なくダサい。巷で売られているオリジナル商品もそう。我が家の冷蔵庫にはマグネットの2次元着せ替えプリンセスたちが貼られているが、そのドレスをじっくり見てみると腰砕けするほどダサい。膝丈より短いドレスが妙にセーラー服風だったり、過剰なリボンがあしらわれていたり。プリンセスたちの髪はアップにするでもなく肩や背中に垂らされており、「ドレス着るなら、せめてまとめ髪にせんね(しなよ)」と言いたくなる。

若い頃読んだファッション誌でお呼ばれ服特集というのがあった。そこで専門家がいうには「普段着はおしゃれなコでも、お呼ばれ服になると垢抜けない。着慣れていないのが原因」とのことであった。あやふやな記憶だが、おおよそこういう発言だったと思う。対談していた他の専門家が「参考にしてほしいのは美智子皇后(※当時)です。美智子皇后はキャミソールも着ないし、ミュールも履かないですよね」というぶっとび発言をしていたので印象に残っている。

友人や親族の結婚ラッシュも終わり、勤めを辞めてフリーランスになり、結婚披露宴に出る機会は減る一方だ。したがってお呼ばれ服を着る機会も減っている。もしお呼ばれされたら、着物を着ればいいやと腹をくくり、お呼ばれのドレス……というのか、洋服はとうの昔に処分してしまった。あれらもやっぱりダサかったのかもしれない。さして思い入れもなかった。

着慣れていない服で垢抜けて見せるのは、なるほど無理である。たぶんものすごく優秀なスタッフが集まって制作している人気アニメも、スタッフ自身が着慣れていない服を描こうとするとダサくなっちゃうものなのかな。それとも何か意図があってわざとダサくしているのだろうか。ダサいドレスこそ幼児は好むとかいう調査結果でもあるのだろうか。ま、ダサい・ダサくないというのは所詮は主観であって、感じ方は人それぞれだから。とはいえ、おそらく大多数の母親から見てダサいドレスのイラストに囲まれて育つ日本の幼児のファッションセンスはどうなってしまうのだろう。

そう危惧する私の娘の描いたイラスト。あれ? おしゃれだよ!

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