共感できないエロい広告とキモい広告
Hao123はほんと勘弁してほしい。Hao123のせいではないかもしれないけど、Hao123を開くとやたらエロい広告とキモい広告の2種類いずれかが必ず表示されるのです。
まずエロいほう。際どい服装の美女が立っている写真広告で、文面は以下のようなもの。
「元75kg妻(52)がトイレでドバババ!」
「元75kg妻(74)が20歳年下の夫に毎晩求められる…」
「オカントイレ臭すぎ! 元75kgの私が…」
どれだけ際どいかって、SM女王様みたいな衣装ですよ。衣服、と呼べる部分の面積ちっちゃいし、そもそも妙な覆い方をしているな、という。SM女王様ほどでなくても、体のラインがはっきり、というか露骨にわかる超薄手のぴちぴち衣装で胸や尻を突き出しているとか。
うちも小さい子どもがいるからね、こういうのバーンと画面に出てきちゃ困るのよ。なーに、少年はそういうのに自然と興味を持つものだよ、という気休めは受け付けない。
そもそもさ、宣伝している商品を利用し「トイレでドバババ」やって体重を減らしたらこんなセクシーボディに大変身♡ってことをアピールしたいんだろうけど、体重減らしただけで見事なボディラインになるわけではないですから。女性なら誰でもわかる、はずだ(男性でもわかるだろう)。広告写真に登場する美女のたるみのない皮膚、胸や尻の位置の高さと形の美しさは若い証拠(+天から授かった恵まれた肢体+絶え間ない努力の結晶)であって、50代で70kg台の女性が「ドバババ」しただけでそうなれるわけがないのだ。
次にキモい広告のほう。
「毛穴の汚れは冷蔵庫の○○で解消」。文面を見ると何てことないんだけど、画像が個人的に受け付けないんです。男性の顔が大写しで、毛穴汚れを表現したものだろうが、タワシのような大きなものが鼻の上から生えている。こういうものが昔から苦手。人の顔から植物が生えるとか、そういうの。
「ババア(64)、キモいといわれた目元のダルダルが一瞬でピーン!」
みたいなのもある。ババアって言葉自体、どうかと思う(しかも64歳でババア呼ばわり。年金もまだなのに)。目元のたるみをキモいと表現するのも……。このシリーズは高齢女性のリアルな写真を使用していることもあるが、赤ちゃんの顔のフレームに高齢者の目鼻口頬を合成したらしき写真も使われていて、後者は本当にキモい。「薄毛に〇〇が効く」は若い女性の写真に髪の分け目がぱっかり5cmくらいあいている頭を合成したものが使われていた。
この広告シリーズは、
「皮膚科医の夫『顔のシミは冷蔵庫にあるアレで一発だよ?』」
「美容師が暴露! 家にある〇〇で薄毛は解決」
「白髪が多い人は絶対にして! お風呂上りにあることをするだけで」
とか無責任なことを書き散らしていて、こういうのが広告として許されるんだなあ、と不思議になる。
別に求めてもいないのにHao123を開くとこのシリーズが表示されるから、トップページはGoogleに設定変更した。でもGoogleで検索してからホームボタンを押すと、Hao123が表示されてしまう。こういうことが起こる理由をちゃんと調べず不快を感じつつ放置しているからPC作業に詳しくならないんだろうなあと思う。