在宅ライターのブランディング問題
小説の執筆に狂奔した3月を終えて、仕事以外にもやることがけっこうある。先延ばしにしていた、ライターとしての自身のブランディングがそのひとつ。
このHP自体もう少し整理しなければならないし、SNS活用も検討しなければ。
ブログの内容が日常のあれやこれやを綴ったものでいいのかという疑問は当然あるけれど(先輩ライターのHPは受注獲得に特化したものになっていて、ブログも仕事と直接関係のある内容に絞られている)、これは最初に決めたことだから。仕事を受注すること以上に、とにかく文章を書き慣れることを第一目的で始めたブログだから(それを1ヶ月以上さぼっていたというのは笑えない)。
でも、文章を書き慣れるためっていうなら、SNSで良くない? あるいはnoteに毎日投稿するとか。SNSやnoteを文章を書き慣れる場に、ブログを受注目的の場に分けるとか。
逆に、日常で浮かんだことを表現するのはブログという現状を守り、noteは受注に結び付きそうな記事を厳選して投稿していくとか。
ということを、これから決めていくわけ。先輩ライターからTwitterは仕事獲得に役立つと聞いたから、その点は書籍を参考に進めていきたいと考えている。
ブログに関していえば、一時期すごく迷ったことがあった。「私はこんなことを書いていて本当にいいのか?」と。
宣伝会議の「編集・ライター養成講座」を受講しているのだけれど、「誰かの役に立つ記事を書くこと」「自分の内面を書かないこと」が推奨される。私自身、仕事で書く記事はそういったことを当然意識している。
一時期はブログで書く内容にすら「誰かの役に立つ内容でなければ」という縛りを自分にかけてしまっていて、けっこう苦しんでいた。でも、私がブログで書く文章に関して、「誰かの役に立つ」ことを求める必要はまったくないと思う。
今感じるのは、「誰かの役に立つ記事」を公に向かって発信していくこと・自分の内面を掘り下げることを両輪でやっていく必要性。「誰かの役に立つ記事」を書くことだって、「自分はここが気になる」「自分だったらこれを臨む」という、「自分」というベースがなければ難しいということに最近気づいてきた。
だから毎日、自分の日常とか内面とか、誰の役にも立たない記事を、個人ブログではむしろ進んで書いていっていいと思っている。
そこで、先述の問題に戻る。ブログは受注に結び付きそうな仕事に直結する内容にして、日常や内面を綴るならSNSにするのか、あるいはその逆にするのか。
じっくり悩んで結論を出します。