私が宣伝会議「編集・ライター養成講座 総合コース」を受講しようと思ったわけ

宣伝会議の「編集・ライター養成講座 総合コース」の受講開始がいよいよあと2週間ほどに迫ってきました。ZOOMを利用するので、佐賀の自宅にいながら学習を進められます。最前線で活躍する編集長やライターの方々から学ぶことに対して日々高まる期待感。公務員からライターになった私の経歴と、本講座を受講することに決めた理由、これからの展望についてお話しします。

知識ゼロで飛び込んだライターの世界。ただ文章を書くことが好きなだけ

そもそも私は文章を書くのが好きで、作家になりたいという夢を幼い頃から持ち続けていました。公務員として働き始めてからも小説家志望であることは変わらず、「いつか書けるようになる」と念じつつ、なかなか書き出せない日々。育児休業中に徐々にアイデアが湧いてきたものの、形としてまとめられずもどかしい思いをしていました。※1

それでも、文章を書くことだけは大好きだったのです。仕事の一環でごく短い文章を書くことにさえ楽しみを見出していました。

産休・育休を終えて勤務を再開した4年ほど前、新聞を読んでいた際に、ライターという職業が初めて自分の意識に飛び込んできました。それまではライターなる人が世の中に存在することは知っていても意識にひっかけずにいたところ、急に気になり始めたのです。とはいえ仕事を再開したばかりでしたし、意識の片隅に追いやって過ごしていました。

復帰した部署は人間関係も良く、育児と両立しながら働くのに支障のない仕事量であり、何より仕事内容そのものにやりがいを感じていました。

けれど、「本当にこのままでいいの?」「文章を書くことを仕事にしたい!」という思いを抑えがたく、家族と相談した上で、復帰から2年で退職することとなりました。

働きながらライターの勉強をするという選択肢もあったかもしれません。しかしその時点ではライター養成講座は「大都市で行われているもの」であり、地元・佐賀で勉強するチャンスはありませんでした。※2

ネットや書籍で情報収集し、「勉強するより先にライター稼業を始めて実践を積むこと」という意見を目にしたことも、公務員を辞めてライターの道に踏み出す後押しになりました。

※1 ライターを始めて1年近く経過する頃から小説を形にできるようになりました。新人賞応募にも挑戦しています。まだ成果は出ていませんが、一作書き上げたらすぐに次の作品に着手するという具合に絶え間なく執筆できていることは大きな喜びです。

※2 隣県の福岡市でライターやライター志望者の交流イベントが行われていることを後日知りましたが、他に仕事を持ち、小さな子どもを抱えている状況での参加は難しかっただろうと思います。

「好き」の気持ちがあるだけで見えていなかった、社会とのつながり

それ以来、好きという気持ちだけで2年弱を突っ走ってきました。ライター登録サイトに登録して文字単価0.1円の案件からスタートし、営業してクライアント様を得ることもできました。毎月決まって行う仕事と、サイト経由で降ってくる応募案件に手を挙げて単発で受注する仕事。その2本柱で半年超、特に迷いも疑問も感じずやってきたのですが、ある日ふと気づいたのです。

「文字単価1円とか2円とかの単発記事をいくらこなしても、ライターとしての自立には結びつかない」

実際、現在の私の収入は公務員時代の月収に遠く及ばないのはもちろん、夫の扶養から抜け出せない程度。何より、単発で受注している文字単価の安い記事は、最初のうちこそ勉強になったものの、慣れてしまうとスキルアップにはつながらないのです。また、それらの記事は「こう書いてください」という細々した規則が多く窮屈で、執筆の喜びが薄いというのもありました。

ありきたりで安っぽい願望と思われるかもしれませんが、「自分にしか書けない記事を世の中に発信していきたい」という思いが強くなってきたのです。

そんな中、株式会社イージーゴー発行の「ライターマガジン」vol.1を購読し、ライター向け講座でスキルを磨くとともに業界の方々との人脈を作るとよい、との助言を目にしたのです。務めをやめる前に一度断念したライターの勉強が急浮上してきました。

ネット環境とパソコンさえあれば受講可能な講座が数多くある中で、宣伝会議「編集・ライター養成講座 総合コース」を選択しました。編集とライティングを一貫して学べるという点に大きな魅力を感じたのが一番の理由です(以前にも、ライターとして編集を知る大切さを実力派ライターから教わっていました)。

ZOOMで開催された説明会を視聴してやる気を刺激され、すぐに申請手続きをとりました。先日は受講者向けの特別セミナーを視聴し、充実した時間を過ごせました。

説明会とセミナーを視聴して痛感したのは、

「“私に何を求められているか”を意識して仕事していたつもりだったけれど、実際はあまり意識できていなかった」

ということです。

セミナーではマーケティングについて学びましたが、マーケティングは私の意識にはない事柄でした。これまでの仕事で私が意識していたのは、せいぜい「読者の皆様・クライアント様・私」程度。ごくごく狭い領域です。「個人対個人」と言い換えていいかもしれません。でも、本当にいい仕事をするにはそういう意識では足りないんですね。

「社会を観察する」「社会を知る」「社会を分析する」「社会に向けて働きかける」「社会を動かす」…相手にすべきは読者の方々やクライアント様だけでなく、社会そのものなのです。私は社会に向けて発信していきたいし、発信の手段として文章を選択したということに、ようやく気づいたのでした。

学習することのワクワク感。目標は個性で勝負できるライター

宣伝会議「編集・ライター養成講座 総合コース」は週1回2コマの講義を約6か月間受けます。課題も出されます。子どもがまだ幼いので、家族の協力を得ながら学習を進めていく予定です。ちゃんとこなせるかな、という不安もありますが、それ以上にワクワク感が強いです。

16年間の公務員時代は、仕事と関わりのある情報であれば自然と入ってきました。メールや掲示板等ネット経由での情報共有もありましたし、古臭いと笑われるかもしれませんが新聞記事のコピーも回覧されていたため、「今どんな動きがあるか」がつかみやすかったのです。「ある特定のテーマから社会(そして世界)を覗く」ことの楽しさは今でも思い出します。退職する頃には、回覧を見ながら「こういうOJTの利便性が味わえなくなるんだ」と寂しく感じたほどです。

宣伝会議の講座での学びを通して、活きのいい情報が入る環境に身を置けること、そして自ら情報収集していく人間に成長できることへの期待に、今は胸を膨らませています。現段階ではもやもやして輪郭すらおぼつかない、「私の書きたいいろんな事柄」を形にできる道筋をきっと明らかにできるはずです。興味のある分野はジェンダー・多様性・家族・地方の活性化・事業承継など、まとまりがない上に曖昧ですが、自分の関心ごとと社会がつながるバイパスをこの1年で作り上げたいと考えています。

ちなみに、宣伝会議の説明会で度肝を抜かれたのは、受講生が書籍を出版し、それを「名刺代わりに使って」営業しているということでした。それまで私は出版がゴールだと思い込んでいました。出版からスタートする道など想像もつかなかったのです。

さらに、その受講生の方は、出版に際して「小倉優子さんに帯に登場してほしい」という希望を、何のコネもない状態から実現させたといいます。帯でにっこり微笑むゆうこりんの写真と共に、強烈に印象に残ったエピソードです。

ずっと作家を夢見てきたから、自分の書籍を出すことは大きな目標でした。それは私がこれまで思ったほど途方もなく高いハードルではないのかもしれません。

学習していると、内容を追うことにばかり必死になって本来の目標を忘れてしまう瞬間がありますが、「オリジナル記事を社会に向けて発信する」「書籍を出版する」という二大目標に向けて邁進していきます。

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