うまいうまい!うまいうまい!うまい!肉団子スープ
スーパーであらかじめ丸めてある肉団子が売られているのを見て、そういえば昔はこういうの利用してたな~便利だったな~と思って購入して作ったのが肉団子スープ。
出汁は干しシイタケ。もちろん具としても使う。材料は他に、ごぼう・にんじん・白菜・豆腐。
夕食おかずはこの1品のみ。家で作るメニューとしてはこういう潔くてシンプルなものが一番好き。作るのも簡単なら、片付けるのも簡単なのよ~。
冷蔵庫の中の食材の事情でどうしても数品作らなければならない日も多く、なかなか理想通りにはいかないけどね。前にネットで読んだ話だけど、純粋な親切心から「夕飯はカレーでいいよ!」と言った夫が妻の怒りを買ったという…(笑)。カレーも1品で完結する便利メニューだけど、カレーに使いづらく緊急性の高い(早めに使い切りたい)食材がある場合、カレーという選択肢はないんですね、残念ながら。
とはいえ、1品で完結するメニューはやはり楽だからうまくとり入れたいところ。夕飯メニューについていえば私は「どちらかといえば和食」党だから、豚汁、けんちん汁、のっぺ汁。いろいろありますね。手帳にメモっとくかな。カレーやシチュー以外にも(自分の料理に激アマの私が唯一“冴えないな”と感じるのが自分のカレー。つまらん味だなあ、といつも思います。研究してもっとおいしいの作れって話になるんだろうけどその余裕はなし。チョコ入れるとかインスタントコーヒー入れるとかケチャップやウスターソース入れるとか、正直そういうことはしたくないし。野菜くず出汁を使うとかトマト缶使うとかの工夫が関の山です)。
で、肉団子ね。こういう商品の存在を長らく忘れていたのは、上の子がまだ幼児の頃に食べさせて反応が芳しくなかったのが購入しなくなった原因だと思う。でも今回は喜んでくれました。ていうか私が誰よりも喜んだ。自家製(実家製)で賞味期限が長くないと思われる干しシイタケを大量に使ったおかげで少量の日本酒と醤油の味付けですごくおいしい。
「鬼滅の刃」の煉獄さんみたいに「うまいうまい! うまいうまい! うまい!」と小さな目を精一杯ギョロギョロ目玉にして言ってみました。
さらには「すごいだろう俺は! すごいだろう俺は!」と自画自賛(こちらは伊之助のマネ)。
もうね、勤めをやめて不安定な身分になってから、1ミリの誇張もなしに自尊心がゼロになるような状態を何度か経験していますから。日常のこういうことで自信をとり戻すというのもひとつの手なのです。うまいうまい!
隣に座る下の子が「おいしい」と可愛らしく呟くので振り向くと、「納豆ご飯おいしい」だそうでした。そうきたか。