ライターの経験を通じて知った、文章執筆のNG事項4つ

ライター歴1年10カ月の経験を通して理解した「文章を書く上で大事なこと」をまとめてみました。

実は私自身、下記のミスを犯すことが少なくないです。自分自身への戒めとしてメモしておきます。

1,逃げない

記事には何らかのノルマがあります。例えば、商品やサービスのPR、ノウハウの伝授など。読者に一番伝えたいこと、記事の要となることはごまかさずに書ききることが大事です。曖昧な点は取材相手に確認をとる。そのひと手間をかけるかかけないかで記事の質が大きく変わります。

正直、「ごまかす」「曖昧にぼかして逃げる」テクニックも必要なのですが、そればかりうまくなると文章の書き手としての成長がなく、焦点のぼやけた記事になってしまいます。

2,散乱させない

「文章の流れを整える」「情報を整理する」とほぼ同義です。意外とやりがちなミスが、「同じ情報を、少しずつ表現を変えながら何度も出している」というもの。一番重要な情報ならあえて二度出すこともありえますが、そうでない情報を何度も出していると、文章としての完成度は下がります。

話題が行ったり来たりする、要領の悪い話し方を聞くと「話がぐるぐる回って先に進まないな」と感じますが、それと同じことが文章執筆においてはよく起きるのです。いきなり文章を書き始めるのでなく、最初に構成を書き出しておくことでこのミスはかなり防げます。もちろん推敲の段階ではこの点を必ずチェックします。

3,出し惜しみしない

結論はさっさと書いてしまいましょう。これは特にWEBの文章で求められる点です。「何を伝える文章か」を記事の冒頭で把握できない文章は、最後まで読んでもらえません。紙媒体での文章においても、結論を先にいうことは大事です。筋道を立てて説明したい場合、「結論は最後に書かないといけない」と思われるかもしれませんが、先に結論が出ることで読者は安心します。

ちなみに、私はこの点、ブログの文章では必ずしも守っていません。私にとってブログは実践の場だからです。

4,気取った表現は使わない

かっこ良く文章を書こうと思うなら、気取った表現や仰々しい表現は逆効果なので、避けます。四字熟語などはよほどの事情がない限り使わない方がいいです。「まさに電光石火の早業だ」といった表現は、ユーモアとして使うならともかく、まじめな文章にはふさわしくありません。自分が日常的に使っている自然な言葉づかいを意識して書いた方が、読みやすい文章になります。

 

こうして文章にしてみて、ノウハウを説明するのってかなり難しいんだなと実感しました。まだまだ、道の途上です(←表現が二重になっています。こういうミスも犯しがち)。

 

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